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ゆっくり走ること・坂道での走り方

自分にとって適切なペースより速く走ってしまうと、怪我をする可能性が上がってしまいます。また、坂道での走りも走り方によっては着地の衝撃がより大きくなり足に響くので注意が必要です。

坂道での走り方

上り坂に遭遇したときは、足への負担をできるだけ減らすために、歩幅もペースも落としてゆっくりと無理なく走るのがよいです。上体を少し前傾姿勢にして、ももを高く上げるようにして走るよう意識すると体を運ぶのが楽になるはずです。
 筋肉にあまり負担をかけすぎないように工夫しましょう。

逆に下り坂では着地の衝撃が普通よりも大きくなるため、なるべく速度を落とさず体を前傾姿勢にして、重力にひきずられるようにどんどん下へ下へと走っていくのが実は一番衝撃を抑えられる走り方です。
 また、腰やヒザを下げ気味程度にすることで着地の衝撃を少しは抑えることができます。

ゆっくり走ろう

無意識に思うままに走っていると、自分では一定のスピードで走っているつもりでも知らず知らずのうちにだんだんとペースが上がってきてしまうものです。しかし、スピードが上がると、とくに初心者の方ですとフォームが崩れやすくなり、そのためケガをする可能性も高くなり危険です。
 ですので、ここではあえて「ゆっくり走る」ことを提案します。具体的には1キロを7分か8分といったスピードで、体感的に少し遅いなーと感じるくらいの遅さで走りましょう。

ゆっくり走ることのメリット

ゆっくり走ることで何が嬉しいのかといいますと、まず第一にフォームをしっかり身につけることができます。いきなり速く走ってしまうとなかなか身につけづらいので、まずはゆっくり走るところで確実に正しいフォームを自分のものにすることが非常に大切です。
 第2に、ゆっくり走ることでスタミナがつきます。長く走っていても息が苦しくならないほどゆっくり走り続けていると、筋肉の持久性が向上して、心肺機能も強化されるのです。

ダイエットにも有効

そしてこの速さで走ることは、実はダイエットにとっては最も効果的です。速く走りすぎると、脂肪を燃焼させるだけの酸素を体内に十分に取り入れることができず、糖質をエネルギーとして燃焼させるようになるからです。
 そして、健康のために走るのであれば、わざわざ速く走ろうとして怪我のリスクを高めることはありません。

いずれにせよ大切なのは、走ることをやめずにずっと継続することです。1回の走る長さは40分ほどでも十分ですので、とにかくずっと続けていくことができればそれ以上はありません。

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